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更新日 : 2023年08月29日

更新日 : 2023年08月29日

雹被害で火災保険を活かす!屋根・波板の一般的な事例と実際のケースをご紹介!

表被害に火災保険活用!

  近年、異常気象によるお住いへの被害の報告が増えてきています。中でも最近よく聞くのが、「雹被害」です。

「雹でテラスやベランダの屋根が壊れてしまった」
「屋根や外壁が雹で傷ついてしまった」

 こういった被害でお困りの方、いらっしゃるのではないでしょうか。

 実はこの「雹被害」に、火災保険が使えるかもしれません!本記事では、雹被害の実例と一緒に、火災保険を利用する際の注意点も含めて詳しく解説します!雹被害にお悩みの方、必見です!

雹被害には火災保険が適用できるかもしれません 雹被害の例

 屋根修理などの際に、お客様から「火災保険を利用したい」というご要望が増えており、火災保険が台風や強風による被害にも適用できるということが広まってきたのを感じます。

 火災保険は、火災の損害に対して補償をする保険ですが、火災以外の自然災害や盗難などの被害もカバーできます。そして、雹による被害に関しても、火災保険の適用ができるケースもあります。

 ただし、具体的にどのような被害が保障されるのかは、契約の内容や保険会社によって異なる点に注意が必要です。

雹被害の修理、まずはお問合せください

良くある雹被害の実例

雹が原因の被害、火災保険を利用して修復することが可能かもしれません!

お問い合わせ箇所:カーポート屋根 カーポート屋根の雹被害

 雹による被害の中でも、最も一般的な事例はカーポートの屋根が破れてしまい、穴が開いてしまうことです。最近では、カーポートの屋根にはポリカーボネートなどが使われ、比較的耐久性が向上していますが、昔から使われている波板や年月と共に劣化したアクリル屋根は壊れやすく、穴ができやすい状況にあります。

カーポートの被害例

 雹は、サイズによってその呼び方が変わることをご存じですか?直径5mm未満のものをアラレと呼び、それ以上のサイズは雹と呼ばれています。カーポートの屋根に直径5mm以上の雹が当たると、劣化が進んでいなくても容易に破れることがあるのです。
 稀に、ゴルフボールに近い大きさの雹が降り、カーポートを破壊し、車への被害も発生するという事例も報告されています。(車への被害については、火災保険ではなく自動車保険の車両保険が適用されるでしょう。)
 カーポートの屋根が雹によって損傷を受けた場合、火災保険が適用される可能性がありますので確認してみましょう!

  お問い合わせ箇所:ベランダ・テラス屋根 ベランダ・テラス屋根の雹被害

 ベランダやテラスの屋根も、カーポートと同じように、屋根が破れて穴が開く事例がよく見受けられます。雹の衝撃によって屋根表面が傷ついたり、凹みが生じたりするケースもよくあります。

ベランダ・テラス屋根の被害例

 塩ビ波板、アクリル、ポリカーボネートなど、様々な素材が使われていますが、雹の被害があった場合は、新しいものに交換する必要があります。
 火災保険を利用する際に気を付けるべきことは、もともと経年劣化が進んでいる場合、保険の適用が認められない場合があるということです。

ベランダ波板の雹被害の事例

ポリカ波板24枚を火災保険にて交換しました!

ベランダ屋根に空いた多数の穴
ベランダ屋根に空いた穴のアップ

 雹が降り、ベランダ屋根の波板にたくさんの穴が開いてしまいました。写真から、雹の勢力の大きさがよくわかります。写真の撮影や書類作成、保険会社とのやり取りの支援を行い、証拠を提供して交換工事を行いました。

新しい屋根設置工事
新しい屋根を設置した様子

 大きめのベランダだったため、重なり部分をを60㎝程設け、縦に2枚重ねる形で施工いたしました。工事は1日で終えることができ、透明度が高く、新しい波板屋根に生まれ変わらせることができました。

工事完了後の様子 ベランダ・バルコニー屋根の補修について   お問い合わせ箇所:雨樋 雨樋の雹被害

 長い間使われている雨樋は主に塩化ビニールで作られていることが一般的です。したがって、大きな雹が衝突すると、割れたりヒビが入ったりする可能性が高まります。状況が悪ければ、破損や欠損が生じてしまうこともめずらしくありません。

雨樋の雹被害例

 雨樋に関しては、高い位置にあるため、目視ではひび割れなどの被害を確認しにくいことがあります。だからこそ、雹が降った後は、屋根工事専門のプロに点検を依頼することが必要です。
 気づかず放置しておくと、雹による被害かどうか判断が難しくなり、保険が適用されない可能性が出てきます。さらに、亀裂から雨水が雨樋にたまらずに漏れ、外壁などに悪影響を及ぼす可能性もあります。

雨樋の雹被害の事例

雹で割れてしまった雨樋とテラス屋根を、火災保険を利用して修繕しました

テラスやねに空いた穴
雨樋に空いた穴"

 雹が降った際、テラスの屋根の波板には穴が開き、同時に雨樋もいくつかの箇所で割れてしまっている状態でした。本来、雨水を排水する役割を果たすべき雨樋ですが、これでは適切な機能を果たすことができません。

テラス屋根を交換した様子
雨樋を交換した様子

 火災保険の適用があり、波板の交換作業を行ない、雨樋も一部を残して新しいものに取り替えました。この際に使用したのはパナソニックの「アイアン」という雨樋製品です。内部にはスチールが組み込まれており、今回のような雹や積雪にも強い耐久性を持つ雨樋へと生まれ変わりました。

雨樋交換もご相談ください お問い合わせ箇所:屋根

 雹による影響が最も探しにくい箇所は、屋根です。しかし、屋根瓦には割れやヒビが発生することがあります。雹の大きさがゴルフボールくらいの場合もあるので、陶器瓦も簡単に割れてしまう可能性があるでしょう。

瓦屋根の雹被害

 主成分がセメントであるスレートも、雹が降ると、割れなくても細かな跡(雹痕)が多数つき、傷を負ってしまいます

スレート屋根の雹被害

 さらに、ガルバリウム鋼板などの金属製屋根の場合も、雹によって傷がつき、その結果錆びが生じる可能性があります。また凹みが生じて劣化が進行することもあります。金属屋根では、傷ついた部分からサビが発生し、最終的には穴が開くこともあるため、早急に発見して、補修または交換の判断を行うことが必要です。
 ガルバリウム鋼板などの金属製屋根は、外部からの衝撃に敏感であり、傷がつきやすく凹みができやすい性質がありますので、注意が必要です。

金属屋根の雹被害

 もし雹が降った際には、瓦屋根であろうと金属屋根であろうと、被害があるかどうかを確認するため、屋根の専門家に点検してもらうことをおすすめします。街の屋根やさんでは、無料で点検を行っていますので、ぜひ利用してみてください。

屋根の雹被害の事例

雹で塗装が剥がれてしまった金属屋根は、火災保険を申請し再塗装!

雹によって塗装が剥がれた金属屋根

 ご相談いただいたお住いでは、増築された1階の屋根が雹によって傷を負い、塗装が剥がれている状態でした。
 雹の影響と考えられる黒い斑点が広がっており、塗膜が大きくはがれて下の色が露出しています。塗装は金属素材を保護するために非常に重要ですが、このままでは錆が進行する可能性があります。被害の状況を詳しく確認し、火災保険の申請を行い、再塗装を施すことになりました。

  その他:天窓や外壁、網戸などの損傷

 大ぶりな雹が降ると、天窓は非常に脆弱な状態になります。
 部屋の天井に取り付けられた天窓が雹によって破損すると、雨漏りのリスクが高まります。ガラス面だけでなく、天窓周りのパーツも割れてしまうのもよく見受けられる状況です。

天窓の雹被害

 その他、外壁も雹の影響を受けることがあります。
 外壁のタイプは住居によって異なりますが、雹の激しい衝撃によってひび割れや割れが生じることがあるばかりか、塗装がはげることもあり、時には欠けることもあります。外壁でも、高い位置だと目視での確認が難しいことがありますので、専門の業者に点検を依頼するようにしましょう。

外壁の雹被害

 網戸も雹による影響が多い場所です。通常、網戸は窓の外側に設置されておりますので、雹が降ると直接的な衝撃を受けて被害が発生することがあります。
 網戸はその性質上、破れたり大きな凹みが生じたりすることがあります。このような被害によって網目が広がることで、本来の機能を果たせなくなることもあります。

網戸の雹被害

天窓の雹被害事例

アクリルドームが割れた天窓を、火災保険を利用して修理しました!

天窓補修の様子

 屋根の窓である天窓(トップライト)を覆っていたアクリル製ドームが雹によって破損しました。幸運なことに、天窓に組み込まれた網入りガラスには何の問題も見受けられませんでした。

新しく設置した天窓

 この種類のドームは現在は製造終了しており、火災保険を利用して、ポリカーボネート製のカバーに交換しました。ガラスよりも強固とされるポリカーボネート素材で、これからも安心してご利用いただけます。

 雹による影響でご自宅に何か問題は生じていませんか?私たち、街の屋根やさんは目に見えない箇所もチェックし、最適な修理プランを提案いたします。また、火災保険の活用についても、ぜひご相談ください!

 →こちらからメールでのお問い合わせができます!

火災保険使用の注意点

 火災保険に入っていれば、必ずしもいつでもどんな状況でも保険金が受け取れるというわけではありません。雹による損害で火災保険を利用する際の注意事項を一緒に確認してみましょう。

火災保険が下りないケースとは?

①:該当する災害の補償に入っていない場合

 まず、雹の被害に対する保障がない場合は、もちろん保険は適用されません。

 通常、火災保険には基本的な補償として、風災・雹災・雪災のカバーが含まれていることが多いです。ただし稀なケースではありますが、建物の保障がなく、家財のみの保障が適用されている場合もあります。

雹被害が保障内容に含まれていない場合、保険は適用されません

②:経年劣化であると判断された場合

 雹による自然災害以外で、劣化や摩耗などによる損害が生じた場合は、保険の補償対象外となります。
 たとえば、カーポートの屋根が既にひび割れていたり、穴が開いていたりするような経年劣化の影響を受けている場合です。最終的な保険適用の可否は保険会社が判断することになりますので、あまりにも簡単に「保険金が支払われるから」という言葉で工事契約をしようとする業者には注意が必要です。

経年劣化の場合、保険は適用されません

③:免責金額に達していない場合

 火災保険には、自己負担額を設定することがあります。自己負担額とは、設定した金額までは損害が発生しても、その金額分は自己で負担し、保険金は支払われない仕組みです。その一方で、自己負担額を設けることで、保険料が低くなるというメリットがあります。基本的に、修理費用が自己負担額に達していない限り、保険金の支払いは行われないということです。

 自己負担額を極端に高く設定すると、損害を被った場合の自分の負担が増えてしまいます!自分で負担できる範囲内の金額に設定することが大切です。

免責金額に達していない場合、保険は適用されません

※内容は保険会社や商品により異なります

 

④:過去に同じ箇所の損害を請求しており、修理をしていない場合

火災保険の支払いが行われても、保険金の使い方については保険会社から何か言われるということはありませんが、もし修理が必要な箇所を放置して他の用途で保険金を使用してしまった場合、同じ箇所で別の被害が起きても保険金は支払われません

過去に同じ個所の補償を請求し、修理を行っていない場合、保険は適用されません  

全額補償になるとは限りません

 専門業者に見積もりを依頼し、保険金の請求をしても、必ずしも全額がカバーされるわけではありません。火災保険は、元通りに修復するための使用として考えられます。したがって、

・一部が損傷した部分を広範囲にわたって修理する場合

・修理と同時にアップグレードを行う場合

などの際には、全額の補償が保証されません

原状回復
修理箇所以外・グレードアップ

申請は、3年以内に行わなければなりません!

 法律により、保険金を請求する期限は被害発生日から3年以内と定められています。
 したがって、被害が発生した際には、迅速に専門業者に相談し、見積もりなどの必要書類を取得することが重要です。後で修理すればいいやと後回しにせず、早めの対応を心掛けましょう!

保険の申請は被害から3年以内であれば有効 火災保険申請方法

 火災保険の申請手順をご紹介します。

申請フロー図 保険会社に連絡する
保険会社への連絡

 雹の被害を受けた場合、保険会社の受付窓口や代理店に連絡しましょう。
 電話やオンラインでの連絡が可能な保険会社もあります。被害の内容や原因、日時などを説明して報告します。

修理業者に連絡、相談、見積りの依頼をする
修理業者へ見積り依頼

 被害を受けた場合、修理のプロに連絡し、火災保険を活用したい旨を伝え、相談してみましょう。

 修理見積書
 被害状況写真

は、私達修理業者で用意可能です!

 もし必要であれば、被害の状況を詳しく説明するための追加書類を提供させていただくなどの保険の申請手続きをお手伝いすることもできます。豊富な経験を持つ業者ほど有益なアドバイスが得られるでしょう。

書類を作成する
書類の作成・送付

 給付金申請書
 事故状況説明書
 修理見積書
 被害状況写真
 建物登記簿謄本

など、保険会社から要求される以上の書類を揃えて作成して、指定の場所に送付します。

保険会社による鑑定人の調査

 保険鑑定会社より、保険の査定を行う鑑定人が派遣されて調査が行われることがあります
 写真などの証拠からは被害が明確でない場合や、請求金額が妥当でないと判断される場合に、査定人が現地調査を行うことがあります。

保険会社による調査
  火災保険での修理をもっと詳しく 悪質な業者に注意

 最近、火災保険を活用する際の問題が増加しています。住宅修理に保険金を使えると言ってくる業者の中には、信じられないほど悪質な業者も存在しているのです

 

 高額の保険金を期待して工事を依頼したが、結果的には保険金で対応することができない状況だった
 保険請求の代理手続きをお願いした際、高額な手数料を請求されてしまった
 実際に被害を受けていない箇所についても、虚偽の申請を強制された

この様な業者には要注意

 見積もり通りに保険金が支給されるという確約はありません。急いで決める必要がないので、修理工事の契約は支給額が確定してからでも問題ありません。まずは信頼できる修理の専門業者に相談してみることをおすすめします。また、過去の保険を利用した施工事例も参考にしてみましょう。
 何か疑わしい点や不安がある場合は、トラブルが生じた際には消費生活センターや関連機関に相談することも検討してください。

  雹による被害もご相談ください

 雹が降ると、街の屋根やさんにもお問い合わせをいただきます。もし被害がある場合は、早めにご相談ください
 その際、火災保険の利用を検討される方には、必要な書類作成などのサポートを提供します。

 もちろん、火災保険を利用しない場合や利用可能かどうかわからない場合でも、お客様の希望や予算に合った修繕方法をご提案いたします。高い場所や屋根の上など目に見えにくい箇所も丁寧に点検し、写真などで詳細をご説明いたします。
 雹の被害でお悩みの方や、被害がないか心配な方も、ぜひ街の屋根やさんにお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちら 雹による被害でお困りの方は街の屋根やさんへご相談下さい

雹被害で火災保険を活かす!
屋根・波板の一般的な事例と実際のケースをご紹介!まとめ

  • ●雹が降る際には、次のような箇所について修理のお問い合わせが増えることがあります。
  •  ・カーポートの屋根
  •  ・ベランダやテラスの屋根
  •  ・雨樋
  •  ・瓦屋根、スレート屋根、金属屋根
  •  ・天窓
  •  ・外壁
  • ●雹による住宅の被害については、火災保険が適用される場合があります。
  • ●経年劣化が原因とみなされるときなど、保険適用外のケースも考えられます。
  • ●保険を使用できる場合でも、全額保障が必ずしも保証されるわけではありません。免責金額の設定をしている際は、その点にも注意が必要です。
  • ●火災保険の申請手続きはお客様ご自身で行う必要がありますが、写真撮影や書類作成などにおいて、街の屋根やさんがサポートさせていただきます。
  • ●保険金が支払われるからといって、無理に工事を進めたり、高額な手数料を請求するような悪質な業者にはご注意ください。
 

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